韓国のハワイとして知られるチェジュ島。リゾート地として有名ですが、観光スポットも点在しています。今回ご紹介するのはユニークなトルハルバンがたくさん集まる「トルハルバン公園」。トルハルバンとはチェジュ島の守り神のことで、このトルハルバン公園にはチェジュ島出身の芸術家が作った作品が大集結しているんです。それではトルハルバン公園について徹底解説していきます!

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トルハルバン公園入口!

トルハルバン公園

トルハルバンとはチェジュ島の方言で「石のおじいさん」という意味で、チェジュ島のいたるところでお目にかかる事ができます。一般的には2体が対になっていてお店や家の入り口などの門構えとなっていることが多いです。

公園内には250以上ものトルハルバンが!

トルハルバン公園ラブポーズ

トルハルバン公園は30〜40分ほどあれば回ることのできる公園になっていて、芸術家たちによって作られた作品数はなんと250以上!かなりたくさんの個性でユニークなトルハルバンたちがお出迎えしてくれます。街中では見ることのできないようなピースしているものやラブポーズしているものなど、ここだけの作品を見ていってください。

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ここはチョンウイヒョンです!

トルハルバン公園1
➡︎警戒を表示するトルハルバン
標識石の一般的な意味は、地面の上に自然なものや大為的な構造物を立て、人々に位置を知らせる石物のことを言います。各城に建てられたトルハルバンは、城に入ってくるのを知らせる標識石の役割もしていました。

トルハルバンの標識の機能は、城の内外を区分する警戒標、出入禁止を知らせる禁止標識、道を案内する路標の機能などがありました。

城門は私が守る!

守門将トルハルバン
➡︎城を守る守門将トルハルバン
朝鮮時代に「済州島」「大静島」「旌義城」の3つに分かれていた済州島の行政区城は500年以上維持されました。見知らぬ人が城の中に入ろうとすればS字の道と、その両脇に立てられたトルハルバンの夫婦に出会うようになります。

この上品な石像は入ってくる人達を喜ばせますが、威圧と気品を醸し出し城を守る役割をしてきました。いくら強い兵士がたくさんいたとしてもトルハルバンの威厳さと立派さには勝つことができなかったでしょう。

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基壇石の機能

基壇石
重いトルハルバンをまっすぐに立てた基壇石には他の機能がありました。トルハルバンの基壇石の一部には「O」と「¬」という文字が刻まれており、その穴に人々は長い木の棒をかけました。実際にこのような機能は元々トルハルバンに与えられたものではありませんが、済州島邑城・大静島・旌義城の城門の代わりにトルハルバンが立ち、この基壇石がその役割を受け継いだのでしょう。

他にもたくさん!ユニークなトルハルバン

公園内には一緒に写真が撮れるトルハルバンがたくさんあります。
手のひらに乗ったり、一緒にハートポーズを作ったり、トルハルバンが包み込んでくれるような格好をしていたり・・・サイズも様々なので、ぜひお気に入りのトルハルバンを見つけてみてください。

出入り口にはカフェがあり、お土産用の小さな置物なども販売しています。のぞいてみてください。

基本情報

住所:70 Bukchonseo 1-gil, Jochon-eup, Jeju
電話番号:+82 64-782-2844
営業時間:4-9月 9:00~16:30、10-3月 9:00~17:30
アクセス:201番バスで北村里海洞下車徒歩10分

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